ゆうすい

第3回全国TENA(テーナ)フォーラムで事例発表

平成29年10月27日(金) 場所:品川プリンスホテル

開所間もなくからスエーデン製の天然パルプで作られた紙おむつ「テーナ」を使用した排泄ケアに取り組んできたゆうすいが、このたび品川プリンスホテルで開催された第3回全国TENAフォーラムに事例発表者として招待されました。排泄ケアを通じて利用者様の自立と地域連携を考える全国の病院の看護管理者や高齢者施設の施設長など83施設95名が参加し、事例発表やパネルディスカッションで共に考え、話し合う大変有意義な経験となりました。

ユニ・チャームメンリッケ(株)代表取締役社長の森田徹氏の講演では、「成長する組織はあるべき姿をイメージし自分で決めて実行出来る人を育てることが出来る。良い組織は良い個人を育てることは出来るが、良い個人が集まっても良い組織になるとは限らない。」と、組織と個人の成長ついて興味深い内容が話されました。

事例発表では、ゆうすい排泄委員会を代表して池田隆晃ユニット介護副主任が発表し、ゆうすいの排泄ケアについて8つの項目を用いて分析したグラフを解説しました。
介助を受ける人が、病院、施設、自宅等どこでもより良いサービスを受けることが出来る世の中にしたい!という熱い気持ちを訴え、会場の共感を得ることが出来ました。

ゆうすいの排泄ケアへの取り組みをしっかりアピールして参りました。
パワーポイントで施設紹介に使用したCM大賞受賞の遊佐町「おでこ」は覚えやすい!と評判。研修会が終わる頃には、池田副主任は「ゆうすいのイケメン」から「山形のイケメン」と呼ばれておりました。

「庄内鶴岡CST(コンチネンスケア・サポート・チーム)会」の立役者で、いつもご指導をいただいている荘内病院の皮膚・排泄ケア認定看護師の梅本貴子氏からは、急性期の病院で排泄ケアを導入する際の苦労について話され、「看護の原点に立ち返ること」で病院内での問題点を明確化出来たことが成功につながったという感動的な内容の発表でした。
パネルディスカッションでの会場からの質問には「忙しい業務の中でコンチネンスケアへ取り組む時間をどう捻出しているのか?上司の理解はどう得ているのか?」といった悩みも聞かれました。